テーマ「Gender Equality」国連創設75周年記念 「75分対話」に本学の勝身麻美UEAが参加しました。

https://academicimpact.un.org/content/75-un75-conversation-rethinking-gender   

発言者:

Dr. Phumzile Mlambo-Ngcuka, 国連女性事務局長
Dr. Fernando León García, 学長, CETYS 大学システム, メキシコ
Dr. N’Dri Assie-Lumumba, 米国コーネル大学アフリカ研究センター教授
Dr. Mami Katsumi, 長岡技術科学大学UEA
Dr. Don Betz, 米国立大学アメリカ協会、元米国中央オクラホマ大学学長

 

長岡技術科学大学の勝身麻美UEA(エデュケーション・アドミニストレータ―)は、初めに、SDGsの達成に関する統計結果から日本のランキングを紹介しました。2019年に「持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)」が実施した報告書によると、日本はSDGsの総合達成度で162カ国中15位にランクされています。しかし、2020年の世界ジェンダー報告書のSDG 5の男女平等の進展に関しては、153カ国中121位にランクされています。この格差の歴史的背景として、戦後の1950年代には男女が同じように働いたが、急速な経済成長に伴い、男性は仕事を続け、女性は家族の世話をするために取り残された等、述べました。
 次に、国としての女性活躍推進の取組、長岡技大の取組として技学教育、スパグロ、UNESCO、UNAI ハブ大学、SDGs推進室設置や男女共同参画推進委員会の設置、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)の選定、女子小中学生対象のkawa理科、学長との懇談会やジェンダーに関するイベント開催、などを紹介しました。